【写真:Getty Images】
リバプールに所属する南野拓実は、来季プレミアリーグでチームが連覇を目指す上で重要な鍵を握る存在となる可能性があるかもしれない。地元紙『リバプール・エコー』が7月31日付で分析している。
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2019/20シーズンは新型コロナウイルスによる中断を挟む激動のシーズンとなったが、リバプールはシーズン序盤から順調な戦いを続けて悲願のリーグ優勝を達成。来季は連覇を目指すシーズンとなる。
だが夏の移籍市場で大きな補強が行われる可能性は低いと予想され、リバプールは主に現有戦力で来季を戦うことが見込まれている。他クラブにより研究され対策される状況の中で、戦い方を変えることも必要になると評論家のデイビッド・ヒューズ氏はポッドキャスト『アナライジング・アンフィールド』で語っている。
そこで重要な存在となる可能性があるのが、攻撃陣のあらゆるポジションを務められるユーティリティー性が大きな持ち味のひとつだと評されている南野だ。現状では南野とディヴォック・オリジの2人がレギュラー3トップのバックアップとなるが、今季最後の数試合から判断すれば「南野がその役割を務めるのにベストであることにほとんど疑いの余地はない」と『エコー』紙は述べている。
基本となる4-3-3から、4-2-3-1なども併用して戦術のバリエーションを広げるとすれば、南野は「前線の4つのポジションのどこでもプレーできる」と評価。「リバプールが大型投資を行う選択肢がない中では、もう一歩の前進を遂げるためには南野が欠かせない存在となるかもしれない」と期待が示されている。
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