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香川真司所属のサラゴサでも1人が陽性。スペインで選手の新型コロナ感染相次ぐ

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・サラゴサ
【写真:Getty Images】

 スペイン2部のレアル・サラゴサは29日、トップチーム所属の選手1名から新型コロナウイルス感染の陽性反応が検出されたことを発表した。

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 サラゴサでは27日月曜日からの練習再開に向けてPCR検査を実施し、その時点では全員が陰性だったという。だが27日と28日の練習にも参加していた1名に、29日朝になってウイルス感染とみられる症状が表れ、改めて検査を行った結果陽性反応が検出されたとのことだ。

 感染が判明した選手は即座に隔離された。クラブではリーガと保健当局のプロトコルに従い、チーム全員に自宅隔離を命じるとともに、30日には再びPCR検査を実施する。練習場の消毒作業も行うと発表している。

 スペインではサッカー選手の新型コロナウイルス感染が立て続けに判明している。28日にはレアル・マドリードのFWマリアーノ・ディアスが陽性となった。29日には2部のアルメリア、1部のセビージャでもそれぞれ選手1人のウイルス感染が発表されている。

 セグンダ・ディビシオン(2部)のレギュラーシーズンを3位で終えたサラゴサは1部昇格に向けたプレーオフを戦う予定だが、プレーオフ開催に向けた状況はますます混迷を極めることになるかもしれない。プレーオフ圏内浮上の可能性を残すフエンラブラダでは大量の感染者が出たことでリーグ最終節のデポルティボ戦が延期され、サラゴサの準決勝の相手となる6位のチームは決まっていない状況。さらにそのサラゴサと、同じくプレーオフ進出を決めているアルメリアでも感染者が出てしまった。

【了】

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