【写真:Getty Images】
中国スーパーリーグ(CSL)の上海上港に所属する元ブラジル代表MFオスカルは、もし認められるなら中国代表でプレーすることにも意欲を見せた。『Sportscene』によるインタビューに語ったとして英紙『デイリー・メール』などが伝えている。
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現在28歳のオスカルはチェルシーで4年半を過ごしたあと、2017年1月に中国へ移籍。2018年には上海上港のリーグ初優勝に貢献し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でもチームの上位進出を助けるなど活躍を見せてきた。
だがブラジル代表では、20歳でのデビューから5年間で47試合に出場しながらも、中国への移籍以降は招集を受けていない。代表復帰が難しい見通しであることを認めつつ、可能なら中国代表でプレーすることにも前向きな姿勢を示した。
「今はここにいるのでブラジル代表へ行くのは難しいが、中国では僕が良いプレーをできることを見てもらえている。中国代表には良いMFが一人必要なので、僕が助けになれると思う」とオスカルはコメントしている。
だが国際サッカー連盟(FIFA)の現行の規定では、ある国の代表チームで公式戦に出場した選手は、他国の国籍を取得しても代表チームの変更は原則として認められない。ブラジル代表で2014年ワールドカップ本大会も含めた公式戦を戦ったオスカルが中国代表でプレーすることは、現状では不可能ということになる。
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