【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマンのトーマス・トゥヘル監督が、サンテティエンヌの姿勢に苛立っている。フランス『Eurosport』に対するコメントを『Footmercato』などが伝えた。
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パリ・サンジェルマンは現地時間24日、フランスカップ決勝でサンテティエンヌと対戦し、1-0で勝利した。
しかし、指揮官は今後に向けて手放しで喜べる状況ではない。FWキリアン・ムバッペが負傷交代を強いられ、リーグカップ決勝やチャンピオンズリーグを前に不安が生じている。
トゥヘル監督は試合後、「決勝戦に勝った。それが一番大事だ。いくつかの理由で複雑だが、一番は勝ったことだ」とコメント。ただ、サンテティエンヌのラフプレーに対する苛立ちも語った。
「これは(シーズンで)3回目のサンテティエンヌ戦だ。それで3枚のレッドカードが出ている。疲れている終盤ではなく、最初の30分でのことだ。恐ろしい話だ。理解に苦しむね」
この一戦でムバッペに対する危険なタックルがあったのは26分。VARでの確認があったため時間はかかったものの、指揮官が指摘するとおりの時間帯だ。昨年12月のリーグアンで対戦した際、サンテティエンヌは25分に退場者を出しており、今年1月のリーグカップでは31分に1人減っている。
リヨンとのリーグカップ決勝は7月31日。ムバッペは交代後、松葉杖をついてチームのもとに戻り、ともに優勝を祝っていたが、回復は間に合うだろうか。
【了】