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「久保建英が孤立していなければ…」。マジョルカ降格決定も、若き日本の才能への評価は変わらず

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
【写真:Getty Images】

 マジョルカは現地時間16日にリーガエスパニョーラ第37節のグラナダ戦をホームで戦い、1-2で敗れた。フル出場した久保建英のパフォーマンスにスペインメディアが触れている。

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 勝たなければいけない崖っぷちの状況だったマジョルカは、この一戦を落としたことで2部降格が決まってしまった。

 4段階評価の『マルカ』は、久保に対して上から3番目となる「星1つ」の評価。この日のマジョルカではゴールを挙げたクチョ・エルナンデスのみに「星2つ」が付いており、ほかの選手は久保と同じ「星1つ」の評価がほとんどだった。

 『ホルナーダペルフェクタ』は、10点満点で「6」の採点。チームで上から4位タイとなる評価だ。「求められた輝きはなかったにせよ、アウェイチームにいくつかの問題を引き起こした」と寸評に記し、一定の存在感は見せたという印象のようだ。

 また、『ムンド・デポルティボ』はマジョルカの降格決定を伝える記事で、シーズンを通しての久保の存在感について触れている。「今季のマジョルカでセンセーショナルだったのは久保建英だった。ビセンテ・モレノ監督のチームで最も優れたプレーヤーだった」と絶賛。ただし、「彼の刺激とクオリティーを持ってしても、マジョルカの残留には不十分だった」と最大の目標を達成できなかった点を指摘。それでも、「タケは多くの状況において孤立していて、仲間のサポートがほとんどなかった。19歳の若者が試みたが、一緒に打開するために一歩前に踏み出すほかの選手がいなかった」と記し、マジョルカの問題点を分析している。

【了】

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