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冨安健洋、ナポリ戦フル出場もイタリア各紙は厳しい評価。「もっと良い対応ができた」

text by 編集部 photo by Getty Images

冨安健洋
【写真:Getty Images】

 セリエA第33節、ボローニャ対ナポリが現地時間15日に行われた。試合は1-1の引き分けに終わった。ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋はフル出場を果たした。

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 先制したのはナポリ。7分、左CKから中央でマノラスがヘディングシュート。これがゴールに突き刺さった。マノラスをマークしていたのは冨安。競り合いに負けた冨安はマノラスにダイビングヘッドを許した。その後パラシオがゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定でノーゴールに。

 しかし80分、ソリアーノからのパスをペナルティエリア右で受けたバロウがワントラップから左足を振り抜くと、ボールはゴール左に吸い込まれた。試合はこのまま終了し、1-1のドローに終わった。

『メディアセット』と『ガゼッタ・デロ・スポルト』は冨安に対しチーム最低となる「5.5」の及第点以下の評価をつけた。イタリア『トゥットメルカート・ウェブ』も「5.5」をつけ、「とても悪いスタートだった。試合の鍵を開けるマノラスのゴールを許してしまった。その後、攻撃陣が全てのチャンスを決めようと努力し、状況が良くなった」としている。

 また、『カルチョメルカート』も冨安に対して「5.5」の評価。「中央でのプレーに適応してきた。だが、マノラスのゴールシーンはもっと良い対応ができた」と失点シーンの印象が悪かったようだ。

 ボローニャの次の対戦相手は好調ACミラン。冨安は次節も先発に名を連ねることができるだろうか。

【了】

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