【写真:Getty Images】
ドルトムントの下部組織(U-19)に所属する15歳のU-19ドイツ代表FWユスファ・ムココが今年中にトップチームへ昇格するかもしれない。同クラブのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるミヒャエル・ツォルク氏が言及したと、15日に独メディア『BVBWLD』が報じている。
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ムココは2004年11月にカメルーン人の両親から生まれたドイツ国籍を持つ少年。11歳にしてザンクト・パウリのU-15カテゴリーでチームの中心としてゴールを量産し、2016年5月にドルトムントの下部組織へ移籍する。当時12歳でU-16ドイツ代表に招集されると4試合の出場で3得点を記録した。
昨季はドルトムントU-17でリーグ戦25試合に出場し46得点8アシストを記録。当時13歳ながらU-17ブンデスリーガの最多得点記録を樹立している。その活躍もあり今季はドルトムントU-19に昇格。リーグ戦では20試合で34得点9アシスト、UEFAユースリーグでは7試合で4得点1アシストを記録していた。その活躍を受けて、2月21日にはU-19ドイツ代表に招集されている。
U-19カテゴリーでも無双を続けるムココは、16歳の誕生日を迎える11月20日にトップチームへ昇格する可能性がある。4月にブンデスリーガが同リーグに出場できる年齢を16歳に引き下げたと発表したことで来季のトップチームデビューも期待されている。
そんな中、ツォルク氏は「私たちは今後数ヶ月でユスファ・ムココをトップチームに引き上げる。ナムディ・コリンズも近い将来参加するだろう。何かが近づいている」と語り、ムココのトップチーム昇格を示唆している。
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