【写真:Getty Images】
フランクフルトに所属する23歳の日本代表MF鎌田大地が今夏に売却されるかもしれない。14日に独紙『フランクフルター・ルントシャウ』が報じている。
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2019年6月にレンタル先のシント=トロイデンからフランクフルトに復帰した鎌田。今季は公式戦47試合に出場し10得点9アシストを記録している。ヨーロッパリーグ(EL)ではザルツブルク戦でハットトリックを達成していた。同紙は鎌田について「23歳の日本人は新型コロナウイルスによる中断後、ブンデスリーガが再開して以降に重要性を証明していた。フランクフルトで最も重要なMFの1人になっている」と活躍を評価している。
同紙は続けて「フランクフルトが長期的に鎌田を拘束しようとすることは当然のこと」とコメントしているものの、交渉は難航していると伝えた。現在の契約は2021年6月に終了するため、契約延長が合意に達しなければ夏の移籍市場で売却される可能性もあると報じている。
売却の理由はそれだけでなく、新型コロナウイルスによる経済的打撃でフランクフルトは財政難に陥っており、市場価値1250万ユーロ(約15億3000万円)の鎌田を売却することで赤字を補うことが出来ると考えているようだ。なお、鎌田の他に、背番号10のフィリップ・コスティッチ、GKケビン・トラップ、エヴァン・ヌディカなど主力級の選手の名前も売却候補に浮上している。それだけ財政状況は厳しいのかもしれない。
【了】