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ユベントス指揮官、勝ち点1に安堵。アタランタはハンドの基準を嘆く

text by 編集部 photo by Getty Images

パウロ・ディバラ
【写真:Getty Images】

 現地時間11日に行われたセリエA第32節のユベントス対アタランタは、2-2の引き分けに終わった。勝ち点1を分け合った両者だが、終わったあとの感情は全く異なるものになっている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが、試合後の指揮官のコメントを伝えた。

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 首位を走るユベントスは、ホームで大苦戦。ほとんどアタランタに主導権を握られる厳しい展開だった。それでも、ユベントスにとって幸運なハンドで2つのPKを獲得すると、いずれもクリスティアーノ・ロナウドが決めて2-2で引き分けている。

 前節ミラン戦を落としていたユベントスは、2試合で勝ち点5を落としたことになる。しかし、2位ラツィオも調子を落としており、この日も敗戦。ユベントスはまた一歩優勝に近づいた。

 ユベントスのマウリツィオ・サッリ監督は試合後、「価値ある勝ち点1だ。2位と勝ち点7差だったのが、これで8差になったのだからね」とコメント。「相手はいま調子の良いチームで、ヨーロッパ最高レベルのチームだ。どんな相手でも苦しめることができる」と、アタランタを称えた。

 一方、連勝が9で止まったアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、「ハンドは明らかだが、リーグが変われば解釈も変わる。イタリアではハンドだということだ」と、判定の基準を嘆きつつ、「ビッグクラブを相手に良いゲームができた。チャンピオンズリーグの観点からも試合をするように選手に頼んだ。こういったゲームに耐えられるかを知りたかったんだ。それができたと思う。パフォーマンスに満足だね。勝てなかったのは悔しいが…」とコメントしている。

【了】

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