【写真:Getty Images】
【ユベントス 2-2 アタランタ セリエA第32節】
セリエA第32節のユベントス対アタランタが現地時間11日に行われた。試合は2-2の引き分けに終わった。
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前節ミラン戦で精細を欠き敗れたユベントスだが、優勝に向けて突き進んでいる。2位ラツィオが同日の試合でも敗れて3連敗となっており、ユベントスはさらにリードを広げるチャンスを迎えた。前節出場停止だったディバラも先発に戻り、勝ち点3を狙いにいく。
しかし、立ち上がりは好調のアタランタペース。ユベントスを相手に自分たちのサッカーを押しつけて主導権を握ると、16分に先制点という形で報われる。敵陣でのボール奪取からアレハンドロ・ゴメスとサパタがショートパスを交換。最後はサパタがシュートを決めて、アウェイチームがリードを奪った。
その後もアタランタが主導権を握り、ユベントスはディバラの個人技で何度かチャンスをつくったのみ。1-0で折り返す。
それでも、後半に入ってユベントスが反撃に転じた。54分、ディバラがクロスを入れると、ブロックに入ったデ・ローンの腕に当たり、PKを獲得。これをクリスティアーノ・ロナウドが決めて1-1となった。
後半は前半に比べて動きが良くなったユベントスだが、完全に流れを引き込む前に、再びアタランタがペースをつかんだ。
すると80分、勝ち越したのはアタランタ。素早いパスワークからマリノフスキーがペナルティーエリア手前でパスを受けると、豪快に右足で蹴り込んで2-1とした。
しかし、この日のユベントスにはツキがあった。89分、敵陣ペナルティーエリア内でイグアインがボールを後方に出すと、これがムリエルの手に当たってPKを獲得。C・ロナウドが再び決めて、2-2の同点に追いついた。
完全に内容ではアタランタに押し込まれたものの、ユベントスは勝ち点1を獲得。2位ラツィオとの勝ち点差を「8」に広げている。
【得点者】
16分 0-1 サパタ(アタランタ)
55分 1-1 C・ロナウド(ユベントス)
80分 1-2 マリノフスキー(アタランタ)
90分 2-2 C・ロナウド(ユベントス)
【了】