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久保建英は「レアルでプレーする準備ができた」。来季残留を求めるスペインメディア

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
【写真:Getty Images】

 レアル・マドリードからマジョルカにレンタルされ、今季を通してのパフォーマンスを高く評価されている日本代表MF久保建英。スペインメディア『fichajes.net』は、久保は来季マドリーのトップチームでプレーするのにふさわしいだけの力を見せてきたと評している。

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 シーズン前半にはマジョルカでの先発から外れる時期もあったが、リーグ中断前からは完全にレギュラーに定着し、再開後は強豪チーム相手にも印象的なパフォーマンスを見せている久保。来季の去就にも再び注目が集まる状況となりつつある。

 マジョルカへのレンタルは終了することになるが、外国人枠の都合によりマドリーでプレーするのは困難と予想され、他クラブへの再レンタルが濃厚とも言われる。一方でパリ・サンジェルマンなどが完全移籍での獲得に向けて熱心な動きを見せているとの報道もある。

 だが『fichajes.net』は、久保は「すでにマドリーでプレーする準備ができた」と題した記事を8日付で掲載。「今季のマドリーから他クラブへのレンタルを最も有効活用した選手」であり、「将来のマドリーの重要なピースになれる力を見せてきた」と評価しつつ、その将来が「来季から」となることもあり得ると述べている。

 外国人枠の障害を何らかの形で乗り越えて来季のマドリーに残ったとしても、「不動のレギュラーになるわけではない」が、「少なくとも来季のマドリーでチャンスを得られるだけのパフォーマンスは見せてきた」と評価。ガレス・ベイルやルーカス・バスケスなどの選手がマドリーを去ったとすれば、現在のマジョルカで好プレーを見せている右サイドで貴重な戦力になれると予想している。

 レンタルを含めた他クラブからの関心も盛んに噂される中、「マドリーは日本人選手の状況を再検討し、来季のメンバーに含める可能性を真剣に評価するべきだろう」と主張。その結果として久保は「ポテンシャルを伸ばし続け、今後数年のうちに世界最高の選手の一人になる」ことも可能だと期待を示している。

【了】

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