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世界最高のパサーは誰だ! サッカー選手パス能力値ランキング1位~5位。メッシを抑え、トップの座をモノにしたのは?(19/20シーズン確定版)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。※成績は7月5日時点

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

5位:インテルの新たな兵器

クリスティアン・エリクセン
クリスティアン・エリクセンの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:クリスティアン・エリクセン(デンマーク代表/インテル)
生年月日:1992年2月14日(28歳)
市場価格:6800万ユーロ(約81.6億円)
今季リーグ戦成績:20試合出場/2得点2アシスト(トッテナム)
今季リーグ戦成績:8試合出場/1得点2アシスト(インテル)


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 パサーランキングの5位にランクインしたのはクリスティアン・エリクセン。「デンマーク史上最高の天才」と称される選手だ。そんな28歳のMFは今冬よりインテルに所属。加入当初は適応に苦しんでいたものの、チームのフォーメーション変更によりトップ下が主戦場となると水を得た魚のように躍動し、現在では攻撃の核に。今後、インテル復権のカギを握るのはこの男になると言えるのではないか。

 デンマーク代表MFエリクセンの「パス」の数値は「90」。同選手は豊富な運動量を活かし、ピッチの幅広いエリアに顔を出してはボールを引き取り、そこから攻撃を組み立てる能力に優れている。「パス」はショート、ロング問わず正確性抜群で、大きなミスもなく安定感に関してもピカイチなものがある。左右両足の精度が高く、どのような状況でもしっかりと味方に「パス」を届けることができるのも魅力だ。

 当然ながら、ゴール前での働きぶりも特筆すべきものがある。相手のマークを混乱へ導くポジショニングの良さが光り、そこから繰り出すラストパスのセンスは世界屈指。アイデアも豊富で、狭いコースを射抜くわずか1本の「パス」で相手守備陣を一気に崩壊へ導くことも少なくない。組み立てから崩しまでを高いレベルで完結させるエリクセンはまさに、世界を代表する名パサーと言えるだろう。

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