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冨安健洋、インテル戦で失点関与も…。ボローニャが数的不利から逆転勝利

text by 編集部 photo by Getty Images

冨安健洋
【写真:Getty Images】

【インテル 1-2 ボローニャ セリエA第30節】

 セリエA第30節のインテル対ボローニャが現地時間5日に行われた。試合は2-1でアウェイのボローニャが勝利した。ボローニャのDF冨安健洋は先発出場したが、65分に退いている。

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 勝てば前日のミラン戦を落とした2位ラツィオとの勝ち点差を「1」に縮められるインテルと、12位ボローニャの対戦。

 前節ブレシア戦で6-0の大勝を飾ったインテルは、この日も序盤からゲームを支配すると、22分に先制する。左サイドの深い位置で冨安と対峙したヤングがクロスを入れると、ニアで合わせたラウタロ・マルティネスのヘディングはポストに嫌われたが、こぼれ球をルカクが詰めて先制した。

 その後もインテルは好機をつくる。28分には、左サイドのヤングが冨安の股を抜いて中へ侵入して自らシュートを放った。これはGKのファインセーブに阻まれるが、2点目に迫っていく。

 後半に入るとボローニャが良いリズムで同点弾を目指したが、57分にアクシデント。ソリアーノが抗議で退場となり、10人となる。61分に与えたPKはGKの好守でしのいだものの、数的不利で残り時間を戦うことになった。

 それでも勝負を諦めないミハイロビッチ監督は、65分に3枚替え。冨安らを下げて大幅にメンバーを入れ替えた。すると、交代で入った1人が起用に応える。74分、18歳のジュワラがゴールを奪い、同点に追いついた。

 ジュワラの躍動はゴールにとどまらない。77分にはドリブルでバストーニのファウルを誘うと、バストーニはこの試合2枚目のイエローカードで退場。数的不利も帳消しにした。

 反対にインテルは交代が裏目に。80分、セットプレーのこぼれ球を拾ったサンチェスの縦パスが精度を欠いたところからカウンターを浴びると、ボローニャはバロウがゴールを奪う。

 逆転したボローニャはインテルの反撃に耐えて2-1で勝利。勝ち点3を加えた。

 敗れたインテルは、2位ラツィオとの勝ち点差が「4」のまま変わらず。首位ユベントスとの勝ち点差は「11」となった。

【得点者】
22分 1-0 ルカク(インテル)
74分 1-1 ジュワラ(ボローニャ)
80分 1-2 バロウ(ボローニャ)

【了】

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