【写真:Getty Images】
昨年現役を引退した元オランダ代表MFのヴェスレイ・スナイデル氏は、母国での現役復帰の可能性も示唆している。オランダメディア『NU』が3日に伝えた。
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オランダ代表のチームメートとして長年プレーした同世代のFWアリエン・ロッベン氏は、来季から古巣であるオランダのフローニンゲンの練習に参加して現役復帰を目指すことを先日表明した。36歳のスナイデル氏もそれに続くことになるかもしれない。
復帰の場所となる可能性が伝えられているのは、スナイデル氏の故郷のクラブであるユトレヒト。ユトレヒトのジョルディ・ザイダムTD(テクニカルディレクター)は、実際に復帰に向けて同氏との交渉を開始したことを明かした。
「すでに彼と接触し、復帰について話をした。彼自身が本当に(復帰を)望んでいるのか、コンディションを取り戻せる自信があるのか、時間を取って考える。スナイデルはユトレヒトに非常に関心を持ってくれている」と同TDは語っている。
その後スナイデル氏自身も、ファンからの要望にも心を動かされ、復帰を考えていることを認めた。「今はコンディションが整っていないが、スイッチを入れれば3ヶ月でフィットできる」と見通しを示しつつ、「24時間で決めるようなことではない。慎重に考えなければならない」と話している。
現役時代にはアヤックスやレアル・マドリード、インテル、ガラタサライなど欧州各国の有力クラブで活躍し、カタールのアル・ガラファでプレーしたあと昨年夏に引退を発表したスナイデル氏。ロッベン氏とともに再び母国のリーグでプレーを見せることになるのかもしれない。
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