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岡崎慎司、反撃に繋がるPK獲得。「控えめな出来を補って余りあるワンプレー」

text by 編集部 photo by Getty Images

岡崎慎司
【写真:ムツ・カワモリ】

 セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第34節のアルバセテ対ウエスカ戦が現地時間21日に行われ、2-2のドローに終わった。ウエスカのFW岡崎慎司は先発でフル出場している。

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 2試合ぶりの先発で出場した岡崎は、ウエスカが2点ビハインドを背負ったあと、ペナルティーエリア内での胸トラップからゴールへ向かおうとしたところで倒されてPKを獲得。このPKを決めたFWラファ・ミルが終了間際にももう1点を奪い、ウエスカは苦しい展開からドローに持ち込んだ。

 スペイン紙『アス』ではこの試合の岡崎のパフォーマンスに対して0から3の4段階評価で「1」をつけた。ウエスカでは2得点のミルに「3」、他2人に「2」がつけられ、その他の選手たちは岡崎と同じく「1」とされている。

 地元紙『エラルド』でも同じく0から3までの評価で「1」。「非常に控えめなパフォーマンスだったが、守備陣とのポジション争いを制したPK獲得のプレーはそれを補って余りあるものだった」と反撃に繋がる決定機創出を評価している。

『スポルト・アラゴン』では岡崎に対して10点満点で「5.5」の採点。「素晴らしい選手だが、試合を通してプレーに入ることができていなかった。だがエリア内での数少ないボールタッチのひとつでPKを獲得。見事なトラップからのPK獲得は彼のパフォーマンスを救った」とこちらもワンプレーの価値を強調した。

 勝ち点1を加えたウエスカは昇格プレーオフ圏内の4位で変わらず。自動昇格圏の2位レアル・サラゴサが敗れたことで勝ち点差は4に縮まっている。

【了】

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