リバプールは、現地時間21日に行われるエバートン戦でプレミアリーグの再開を迎える。日本代表MF南野拓実に対しても、本領発揮への期待が現地メディアやファンから高まりつつあるようだ。

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　1月にリバプールに加入した南野は、プレミアリーグではまだ交代出場が3回あるのみ。FAカップとチャンピオンズリーグを含めると公式戦7試合に出場したが、大きなインパクトを与えることはないまま新型コロナウイルスによるシーズン中断を迎えていた。

　地元紙『リバプール・エコー』は、リバプールのプレミアリーグ再開に向けて注目のポイント7つを紹介する記事を21日付で掲載。その中のひとつとして、南野とMFナビ・ケイタの2人にこれまで以上にチャンスが与えられる可能性があることを挙げている。

　南野とケイタは「コンディションを維持できれば今後シーズン終了までにチャンスを得られるかもしれない」「2人にとって大きな数週間になる可能性がある」と同紙はコメント。南野については「これまでマージーサイドで6ヶ月を過ごしてきたことになる。（リバプールに）適応し始めている」と期待を示した。

　FWモハメド・サラーがコンディションに不安を抱え、代役として南野が先発起用される可能性があるとの見方もあったが、その後の報道によればサラーは練習に復帰しており先発出場に問題はないと見込まれている。いずれにしても、今後の試合を含めて南野にも出場のチャンスはありそうだ。

【了】