リーガエスパニョーラ第29節、ビジャレアル対マジョルカの試合が現地時間16日に行われ、アウェイのマジョルカは0-1の敗戦を喫している。マジョルカに所属する日本代表MF久保建英は60分の出場に終わったが、マジョルカ地元紙『ディアリオ・デ・マジョルカ』が好評価を与えている。

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　再開後の初戦となった前節のバルセロナ戦に先発した久保は、この日も先発に名を連ねた。久保のFKなどで相手ゴールを脅かしたが、マジョルカは0-1の敗戦を喫した。

　60分までの出場だった久保に対してスペイン『マルカ』は星2つ、スペイン『アス』も1つと好評価だった。出場時間は限られたが、久保がいかに存在感を発揮していたかが分かる。

　マジョルカの地元紙『ディアリオ・デ・マジョルカ』は「タケ・クボはオフェンシブで危険な存在になった」と題し、「ビセンテ・モレーノ監督が60分でマジョルカでベストだったタケ・クボを代えたのは、サプライズだ」と久保の交代に疑問を投げかけた。

　さらに同紙は「すでにレガネス戦を考えている監督によって決められた交代というのも考えられる」とした上で、「それでも試合終了まで半分以上あり、ビジャレアルとはタイトな試合展開だった。多くの注意を引く決断だった」と久保の交代は少し早すぎるという意見を伝えた。

　バルセロナ戦に続き好評価を得た久保。次節のレガネス戦でも好パフォーマンスを見せることができるのだろうか。

【了】