【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第28節のマジョルカ対バルセロナ戦が現地時間13日に行われ、アウェイのバルセロナが4-0で勝利を収めた。チームは大敗に終わったとはいえ、マジョルカの日本代表MF久保建英のパフォーマンスは現地メディアから高く評価されている。
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下部組織に所属した古巣との2度目との対戦となった試合に久保は先発でフル出場し、積極的にドリブルやシュートなどを繰り出してチャンスに絡んだ。序盤に先制点を奪われたマジョルカが反撃に転じる中で、「主役になったのは久保。マジョルカで窮地を逃れることができた数少ない選手の一人だった」と地元紙『ディアリオ・デ・マジョルカ』は伝えている。
同紙はこの試合のマジョルカの最大のポジティブ要素を選ぶ記事でも久保のプレーをピックアップ。「前半45分間に最も危険を生み出したマジョルカの選手だった」「前線と右サイドでマジョルカの前半の全てのチャンスを生み出していた」と述べている。
「最高の状態で再開を迎えるため隔離中もトレーニングを欠かしていなかった」とコンディション面も称賛。後半にはややペースダウンしたが、それでもチーム最多となる4本のシュートと6本のクロス、4度のボール奪取などを記録したとして、「タケ・クボは試合ごとに成長している。人間的にも成熟してきた」と称えている。
マジョルカのアシスタントコーチを務めるダニ・ペンディン氏も、スペイン『マネージング・マドリード』が伝えたインタビューの中で久保を絶賛している。「ここに来た時よりもはるかに良い選手になった。19歳だが頭の中は30歳のようだ。非常に謙虚で礼儀正しく、監督が話をする時にはいつもしっかり耳を傾けている」と同氏は語った。
「左利きのプレイヤーとして、神様から与えられた才能を持っている。そのクオリティーを活かしてコントロールすべきだ。短距離でも長いスプリントでも非常にスピードがあり、強烈なキックもある」とペンディン氏は久保の能力について評している。
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