【写真:Getty Images】
新型コロナウイルスの影響によりシーズン打ち切りとなったフランスのリーグアンだが、改めて順位決定プレーオフが開催される可能性もあるのかもしれない。少なくとも欧州サッカー連盟(UEFA)が開催に反対することはないようだ。
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フランスでは中断されていた2019/20シーズンのリーグアンおよびリーグドゥ(2部)をそのまま打ち切りとすることが4月末に決定された。だが欧州の他の主要リーグの多くが無観客試合の形とはいえ再開を決めている中で、フランスは決定を急ぎすぎたのではないかという声も国内外から上がっている。
特にリヨンのジャン・ミシェル・オラス会長は打ち切りの決定に強く反発し、諦めることなく再開を訴え続けている。各チームが10試合を残していたリーグアンの全日程をこれから再開するのは現実的に不可能だとしても、プレーオフを開催して最終順位を決定する形が提案されている。
仏紙『パリジャン』は、一旦打ち切りの決まったリーグをプレーオフの形で再開することが可能であるかどうかについて欧州サッカー連盟(UEFA)に照会。その結果、8月2日までにシーズンを終えて結果をUEFAに伝えるのであれば問題はないという回答が得られたとのことだ。
「国内大会の形式を決定するのは各国連盟の権限であることを明確にしたい」とUEFAは回答。さらに「以前にも述べたように、シーズンを終了するというフランス当局の決定は比較的早い時期に下されたものだった」と、決定が時期尚早であった可能性があるという見解も示している。
【了】