【写真:Getty Images】
インテルからパリ・サンジェルマン(PSG)へレンタルされていたアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディは、完全移籍の形でPSGに加入することが決定した。31日に両クラブから発表が行われている。
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イカルディは昨夏にインテルからPSGへレンタルで移籍し、2019/20シーズンのリーグアン優勝などに貢献していた。PSGとの新たな契約は2024年6月30日までの4年間となる。
取引の詳細については公表されていない。PSGは「買取オプションを行使した」と発表しているが、イタリアメディアなどの報道によれば、レンタル時に設定されていたオプションよりも移籍金を減額した形での合意に至ったとみられている。
当初設定されていた移籍金は7000万ユーロ(約83億8000万円)だったされているが、両クラブの最終的な合意額は5000万ユーロ(約60億円)+ボーナス700~800万ユーロ(約8億4000万~9億6000万円)だとイタリアメディアは伝えている。さらに、ユベントスやミランなどライバルクラブへの移籍を阻止するため、イカルディがPSGからイタリアのクラブへ移籍した場合には1500万ユーロ(約18億円)が追加でインテルに支払われる契約条項が設定されたとみられている。
イカルディはサンプドリアでデビューしたあと、インテルで2度のセリエA得点王に輝くなど活躍。PSGでは、新型コロナウイルスの影響により打ち切りとなるまでのリーグアンで20試合出場12得点、公式戦合計で31試合出場20得点を記録している。
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