【写真:Getty Images】
ちょうど2年前の今日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の大会史上に残るスーパーゴールのひとつとして今後も長く語り継がれるであろう得点が生まれた。レアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベイルによる一撃だ。
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マドリーは2018年5月26日に行われた2019/20シーズンのCL決勝でリバプールと対戦。すでに前年にはCL設立後初となる2連覇を成し遂げていたが、さらに前人未到の3連覇に挑む試合だった。
その瞬間が訪れたのは1-1のスコアで迎えた64分。左サイドからDFマルセロが右足でのクロスをゴール前に入れると、ベイルはゴールに背を向けた体勢から反応し、迷わず足を振り上げる。豪快なオーバーヘッドキックで綺麗にヒットしたボールはゴール左上隅へ突き刺さった。
CL決勝で記録されたビューティフルゴールとしては、この時もマドリーの監督を務めていたジネディーヌ・ジダンの現役時代のゴールにも匹敵すると評価を受けた。試合終盤にもう1点を挙げたベイルは優勝の立役者としてマン・オブ・ザ・マッチにも選出されている。
そのベイルの2点目の場面も含めたリバプールGKロリス・カリウスの大失態や、FWモハメド・サラーの負傷に絡んだDFセルヒオ・ラモスとの因縁など、本当に様々な話題に事欠かない試合だった。だが数年後や数十年後に3連覇を振り返る時、象徴的な場面としてピックアップされるのはやはりこのゴールかもしれない。