【写真:Getty Images】
バルセロナからバイエルン・ミュンヘンへレンタルされているブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョは、このままバイエルンで試合に出場せず退団することになるかもしれない。英『スカイ・スポーツ』が25日付で見通しを伝えた。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは先日、コウチーニョの契約に設定されていた買取オプションを行使せず、オプションの行使期限がすでに満了したことを明らかにした。今季終了後にレンタルを終えバイエルンを離れることが確定したことになる。
そのコウチーニョは、ブンデスリーガが新型コロナウイルスの影響で中断されていた4月24日に右足首の手術を受けた。その後ブンデスリーガは再開され2試合が行われたが、まだコウチーニョは出場していない。
復帰までにはあと2週間程度を要するとみられており、ブンデスリーガの終盤4試合や、8月頃の再開が見込まれるチャンピオンズリーグには出場可能になるかもしれない。だがすでに退団が決まったこともあり、ハンス=ディーター・フリック監督が積極的に起用するかどうかは疑わしいとみられている。
コウチーニョは今季バイエルンでここまで公式戦32試合に出場して9得点を記録。レンタルを終える夏以降の去就としては、チェルシーやアーセナル、トッテナムなどプレミアリーグのクラブからの関心が盛んに噂されている。
【了】