【写真:Getty Images】
新型コロナウイルスの影響により中断されていた試合が再開されたドイツのブンデスリーガでは、再開前と比較してタックル数やドリブル数などに減少がみられるという。英紙『デイリー・メール』が19日付で伝えた。
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中断されていた欧州の主要リーグの中では最も早く、ブンデスリーガは現地時間16日から試合を再開。無観客での開催に加え、選手たちやベンチの監督・コーチらも可能な限り距離を取るなど、様々なウイルス感染予防策を取った上での再開となった。
ピッチ上のプレーに関しては、通常では3人までとなる選手交代の数が5人まで認められるという大きな変化もあった。だがそれ以外にも、プレーの傾向が変化した可能性が数字から示唆されている。
1試合あたりのタックル数は再開前の平均33.5回から、再開後の試合では平均30.5回に減少。またドリブル数は平均38.5回から29回に大きく減少している。選手たちが通常よりもフィジカルコンタクトを避ける傾向があったのではないかとの見方も伝えられている。
一方、長期の中断による体力面への影響はさほどなかったのかもしれない。選手の平均走行距離やスプリント数に関しては、再開前と再開後でほぼ同程度の数字が記録されている。
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