【写真:Getty Images】
今季途中にアーセナルを去ったウナイ・エメリ氏が、アーセナルでうまくいかなかった要因を話した。英『デイリー・メール』が伝えている。
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成績不振でアーセナルを去ったエメリ氏は、「クラブの誰も私を守る術を知らなかった」と語り、クラブの対応が不十分だったと指摘。チームが抱えていた具体的な問題にも触れている。
エメリ氏はまず、MFアーロン・ラムジー(現ユベントス)の放出が大きかったと話した。
「私がアーセナルにきたとき、ラムジーがとても重要な存在だと分かった。ピッチでもロッカーでもリーダーで、彼は残りたがっていた。ただ、契約更新の話をしなければいけなくて、合意に達しなかったんだ。経済面については関与していないから専門外だが、ピッチに影響が出たことは間違いない」
2019年9月、MFグラニト・ジャカがチーム内の投票で主将に決定した。その後、問題行動もあり、その座をはく奪されている。エメリ氏にとって、リーダーの離脱はラムジーだけではない。
「(ペトル・)チェフがいなくなり、ローラン・コシエルニーとナチョ・モンレアルの放出も認められた。ラムジーが出ていくことで、4人のキャプテンを一気に失うことになったんだ」
また、補強も思い通りにいかなかったと明かしている。昨年夏、アーセナルはクラブ史上最高額でFWニコラス・ペペを獲得したが、指揮官の希望はクリスタル・パレスのFWウィルフレッド・ザハだった。
「ペペは良い選手だが、時間が必要だった。適応に時間がかからない、イングランドのリーグ戦を知っている選手が良いと思っていた。私はザハの試合を20試合チェックして、そのパフォーマンスに感銘を受けた。この選手が私がチームに求める選手だと伝えたよ。私はザハと話したし、個人的にも接した。そして、彼も加入を望んでいた。だが、クラブはより若いペペを選んだ。私は、今勝つためには彼(ザハ)が必要だ、と言ったよ」
【了】