新型コロナウイルスの影響により中断されているオーストリア1部リーグは、6月はじめから無観客試合の形で再開される見通しとなった。オーストリア紙『クーリアー』などが伝えている。

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　オーストリアリーグでは3月初旬までにレギュラーシーズンにあたる全22節までが終了。その後は上位6チームと下位6チームに分かれてのプレーオフラウンドが開催される予定だったがウイルスの影響で延期となっていた。

　オーストリア政府は12日にサッカーを含めたプロスポーツの再開にゴーサインを出し、今週金曜日からはフィジカルコンタクトを含む練習も認める方針が示された。サッカーの国内リーグは6月はじめから、無観客試合など各種の安全対策を取った上で再開が認められる。

　再開後の具体的日程は13日に開かれるクラブ会議で決定される見通し。またリーグ戦に先立ち、カップ戦決勝のレッドブル・ザルツブルク対アウストリア・ルステナウ戦が再開後の最初の公式戦として5月末に開催されることが見込まれている。

　MF奥川雅也の所属する昨季2冠王者のザルツブルクはリーグ2位に位置し、首位LASKを3ポイント差で追う状況。3位にはFW北川航也の所属するラピド・ウィーンが位置している。

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