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ピケ、6月12日リーガ再開案に「もう少し遅くても」 選手の負傷リスク懸念

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェラール・ピケ
【写真:Getty Images】

 バルセロナの元スペイン代表DFジェラール・ピケは、リーガエスパニョーラが再開を目指すことに賛成しながらも、選手がコンディションを整えるのに十分な準備期間が必要であることも訴えている。スペイン『モビスター+』でのコメントを『アス』紙などが伝えた。

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 スペインでも新型コロナウイルスの影響により3月から全ての公式戦が延期中。だが外出禁止措置が緩和される中、各クラブでは先週から個人トレーニングを再開しており、ラ・リーガのハビエル・テバス会長は「6月12日に再開できれば」と見通しを示した。

「様々な利害関係があり、リーガが今季を最後まで終えたいのは理解できる」とピケはコメント。「僕らとしては観客なしでプレーするのは好きじゃないが、首位に立っているとしてもこのままプレーせずにリーガを終えるのは良いことではないね」と再開に賛成している。

 だが再開時期については慎重に検討する必要性も訴えている。「6月12日からプレーしたいと聞いたが、もう1ヶ月しかない。負傷のリスクを避けるためしっかり準備することを考えると、もう少し時間があっても悪くないかもしれない」とピケは語った。

 リーガ1部は全38節のうち全チームが27節までを終えた段階で中断。3連覇を目指すバルセロナは宿敵レアル・マドリードを2ポイント差で抑えて首位に立っている。

【了】

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