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世界最高のトップ下は誰だ! 攻撃的MF能力値ランキング16位~20位。日本になじみ深いレフティーとは?(19/20シーズン確定版)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

20位:スペイン期待の若手

ダニ・オルモ
ダニ・オルモの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:ダニ・オルモ(スペイン代表/RBライプツィヒ)
生年月日:1998年5月7日(22歳)
市場価格:3150万ユーロ(約37.8億円)
今季リーグ戦成績:9試合出場/3得点3アシスト(ディナモ・ザグレブ)
今季リーグ戦成績:4試合出場/0得点1アシスト(RBライプツィヒ)※5月7日時点


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 バルセロナの下部組織出身であり、クロアチアの名門であるディナモ・ザグレブでプロデビューを果たしたスペイン人MF。2019年に行われたU-21欧州選手権(EURO)ではスペイン代表の優勝に大きく貢献してその名を世界に轟かせ、同年11月にはフル代表への初選出も果たした今大注目の若手である。そんな同選手には多くのビッグクラブが興味を示していたというが、22歳の若手は今冬、ドイツのRBライプツィヒへ加入することを決断している。

 そんなダニ・オルモの長所は「ドリブル」にある。複数の相手に囲まれてもその状況を打破するキレ味と確かなボールコントロール力があり、簡単には止められないのが魅力的な選手だ。また、「スピード」も水準以上を誇っており、カウンター時などにもその威力を発揮。トップ下以外にもサイドハーフとしても優秀なプレイヤーであり、攻撃的なポジションであればどこでも対応可能という柔軟性も兼ね備えている。

 そしてキックの質も極めて高い。相手を引き付けてから繰り出すスルーパスや、サイドを駆け上がった際に放たれるクロスは抜群の精度を誇っており、味方のチャンスを演出することも可能だ。アタッキングサードでの仕事ぶりとそのクオリティの高さは、攻撃的MFとして非常にハイレベルと言えるのではないだろうか。

 得点力に関してはまだまだ上げていく必要がありそうだが、22歳と今後の成長には十分期待できる。ただその前に、まずはブンデスリーガという環境にいち早く馴染み、実力者が揃うRBライプツィヒでレギュラー奪取を果たしたい。

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