【写真:Getty Images】
イタリアスポーツ大臣のヴィンチェンツォ・スパダフォーラ氏は、新型コロナウイルスの影響により中断されているセリエAを再開させることに前向きな姿勢を示した。イタリア『Rai』の番組でのコメントを『スカイ』などが伝えている。
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イタリアではロックダウン(都市封鎖)による外出制限措置が4日から一部緩和され、セリエA各クラブも選手の個人トレーニングのため練習場の開放を開始。今後状況が悪化しなければ18日頃からはグループ練習が認められる見通しとなっている。
3日には楽観ムードに釘を差すようにリーグ戦再開に慎重なコメントをSNSで投稿していたスパダフォーラ大臣だが、「セリエAの再開を強く望んでいる。そうならなければ非現実的なことだろう」とコメント。再開を後押しする姿勢を示している。
「全ては今後2週間次第だろう。今回の最初の緩和が感染率にどう影響するかだ」とスパダフォーラ大臣。サッカー以外も含めたイタリア国内の外出制限緩和がウイルスの感染ペースにもたらす結果がセリエA再開を左右することになるかもしれない。
一方でスパダフォーラ大臣は伊紙『コッリエレ・デッラ・セーラ』でもコメント。リーグ戦再開日として想定される6月14日という日程については「まだ分からない」としながらも、「再開に全力を尽くすつもりだ」「フランスのように(シーズン打ち切りで)終えたいとは思っていない」と語っている。
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