【写真:Getty Images】
1990年代から2000年代にかけてオランダ代表や、アヤックス、ユベントスなど多くのクラブで活躍したエドガー・ダーヴィッツ氏。“闘犬”の異名を取ることでも表されるように、驚異的な運動量や闘争心、球際の激しさを持ち味とするプレーヤーだった。
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必ずしも守備的なだけの選手ではなく、攻撃面での貢献も大きかったとはいえ、キャリア初期のアヤックス時代を除けば自ら決めたゴールの数は多くはない。だがオランダ代表では華麗なテクニックを発揮して衝撃的なスーパーゴールを決めたこともあった。
1999年9月に行われたフレンドリーマッチで、オランダ代表は隣国ベルギー代表と対戦。1-2で迎えた前半42分、ダーヴィッツは敵陣内左サイドでボールを持ったところからドリブルでの独走を開始。細かなタッチや方向転換を織り交ぜて4人の選手を次々と抜き去り、最後に飛び込んだDFも含めれば5人の相手を一人で振り切ってゴールネットを揺らした。
この試合でダーヴィッツは2得点を記録。パトリック・クライファートのハットトリックと合わせて5点を奪ったオランダ代表だが、壮絶なゴールの応酬は5-5のドローという結果に終わっている。