【写真:Getty Images】
イタリア政府はサッカーを含めたチームスポーツの選手たちが個人トレーニングを行うことを認める方向性を示し、セリエA各クラブでトレーニングが再開される見通しとなった。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
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新型コロナウイルスの影響によるロックダウン(都市封鎖)が続いていたイタリアだが、5月4日からは封鎖措置が一部緩和される。それに伴い個人スポーツの選手が屋外トレーニングを再開することも認められるが、チームスポーツの選手の個人トレーニングは認められず、不平等であるとして不満の声も上がっていた。
一部の州ではチームスポーツの選手も個人トレーニングを行うことを認める決定を下し、それに伴ってサッスオーロやボローニャ、パルマ、ローマなどは週明けからの練習場開放を発表。一方で政府によるトレーニング許可を待つクラブもあった。
現地時間3日には、イタリア内務省から新たな通達が各地方自治体に伝えられた。その内容によれば、2メートル以上の社会的距離や集合禁止などのガイドラインを遵守した上で、全てのスポーツ選手や市民が個人スポーツ活動を行うことを許可するとされている。
これにより、各クラブとも4日以降から練習場での個人トレーニングを再開することになると見込まれる。グループでのトレーニング再開は現時点では5月18日頃となることが見込まれている。
【了】