【写真:Getty Images】
ドイツのホルスト・ゼーホーファー内務大臣は、新型コロナウイルスの影響により中断されているブンデスリーガの再開にゴーサインを出した。独紙『ビルト』のインタビューによるコメントを複数メディアが伝えている。
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国内リーグが中断されている欧州主要国の中では再開に向けた動きが最も速く進んでおり、各クラブの練習もすでに行われているドイツ。当初目標とされていた5月8~9日からの再開は困難となったが、もう1週間遅く15~16日頃からの再開が目指されている。
その再開のために必要とされる政府からの承認が得られる見通しとなった。スポーツも担当するゼーホーファー内相は、「ブンデスリーガの提示したプログラムは実行可能だと思う。5月からの再開を支持する」と話している。
再開後の試合は当然ながら無観客での開催。十分な感染予防対策を取ることに加え、クラブ内で感染者が出た場合の対応にも内務大臣は言及している。「チーム内やクラブ内でコロナウイルス感染者が出た場合はそのクラブ全体、そしておそらくは最後に対戦したチームも、2週間の隔離を行わなければならない」
1日にはケルンがクラブ内で3人のウイルス感染が確認されたことを公表したが、『ビルト』によればゼーホーファー内相のインタビューはそのケルンの発表以前に行われたものだという。想定される再開日まではちょうど2週間の期間があるとはいえ、ケルンの検査結果がブンデスリーガ再開に及ぼす影響も懸念されている。
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