【写真:Getty Images】
新型コロナウイルス感染拡大の影響により中断されている国内リーグの打ち切り合意が発表されてから3週間以上が経過しているベルギーだが、正式決定はまたも延期される見通しとなった。『Sporza』など複数メディアが伝えている。
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ジュピラー・プロ・リーグは今月2日に2019/20シーズンの打ち切りに全会一致で合意。中断時点で首位に立っていたクラブ・ブルージュを優勝とし、下位チームの降格は無しとすることなどが見込まれていた。
だが欧州サッカー連盟(UEFA)がシーズンを打ち切った国のチームを来季チャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)に出場させない意向を示したこともあり、正式決定の採択が見込まれていた15日のリーグ総会は延期されることになった。
その後UEFAは姿勢を軟化させ、政府によるスポーツイベント禁止などの事情がある場合には各国リーグの打ち切りと来季CL、EL出場を認めるとするガイドラインを23日に発表。隣国オランダではエールディビジの打ち切りが24日に決定されたが、ベルギーは依然として正式決定に至っていない。
27日にはリーグ総会の開催が予定されているが、政府当局からスポーツイベント開催に関する明確な決定が下されていないこともあり、最終決定は行われない見通し。リーグのピエール・フランソワCEOは、現状では5月4日にリーグ打ち切りについての投票を行うことが見込まれるとコメントしている。
【了】