【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのチェルシーは25日、トップチームの所属選手の給与をカットすることなく全額支給し、各自でのチャリティー活動を促すことを発表した。
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新型コロナウイルス感染拡大の影響により試合が行われない中、経営面で苦しい状況に置かれる各国クラブは選手の給与カットに向けた交渉も行っている。20日にはアーセナルが12.5%の給与カットを発表し、プレミアリーグでは最初に選手たちとの合意に達したクラブとなっていた。
チェルシーも10%の給与カットに向けた交渉が行っていると報じられ、アーセナルに続くクラブとなることが見込まれていた。だが発表されたのは、給与カットは行わないという決定だった。
「現時点では男子のトップチームはクラブに対して金銭的に貢献を行うことはない。その代わり、経営陣からはチームに向けて、その他のチャリティー活動へのさらなる支援に集中することを促した」とクラブは声明の中で述べている。
チェルシーはまた、クラブ職員の一時解雇も行わず、全職員に100%の給与支払いを保証することも表明。英国政府による休業補償給付制度を利用することもないと説明している。
【了】