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「妻は心臓発作だと思って大慌て…」。ワールドカップで“負傷退場”の元イングランド代表フィジオが珍事を振り返る

text by 編集部 photo by Getty Images

ゲイリー・ルーウィン
【写真:Getty Images】

 アーセナルで22年間フィジオセラピストを務めたゲイリー・ルーウィン氏が、2014年のワールドカップで起きた珍事を振り返った。英『アスレティック』での発言を『デイリー・メール』が伝えている。

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 2014年のワールドカップでイングランド代表のフィジオを務めていたルーウィン氏は、イタリア代表戦で注目を集めた。ピッチの外にいる同氏が担架で運ばれるシーンがあったためだ。

 ダニエル・スタリッジのゴールで同点に追いついたイングランドだが、なぜかルーウィン氏が負傷。「ゴールを祝うためにジャンプをした際に足首を脱臼してしまった。足を見たら、マズイ方向に曲がっていたんだ」と、当時を振り返っている。

 しかし、そのときは笑い事ではなかったのかもしれない。少なくとも、同氏のパートナーにとっては一大事だったようだ。

「ドクターが足を叩いて『たぶん脱臼だろう』と言った。私はとても冷静だったけど、非常に痛かったよ。自宅で試合を観ていた妻は、私が心臓発作を起こしたものだと思って大慌てだったらしいね」

テレビで映像を見ていれば、心臓発作でないことは明らかだったが、ワールドカップという大舞台。その初戦で起きた熱狂的な瞬間での珍事だっただけに、家族も必要以上に心配だったのかもしれない。

【了】

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