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UEFA、国内リーグ打ち切りへの姿勢をやや軟化。「特別なケース」では許容も

text by 編集部 photo by Getty Images

UEFA
【写真:Getty Images】

 欧州サッカー連盟(UEFA)は、新型コロナウイルスの影響により中断されている各国の今季国内リーグについて、状況次第では打ち切りを許容する方向性を示した。21日に公式ウェブサイトで表明している。

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 UEFAは21日に加盟55協会の代表者とのビデオ会議を開催。ウイルス危機への対応について意見を交換し、新たに合意に達した方針を発表した。

 これまでUEFAはシーズンの打ち切りを認めない姿勢を固持し、ベルギーが今季リーグ打ち切りの合意を発表した際には、同様の決定を下すリーグに対して来季チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)の出場権を与えない可能性も示唆していた。ベルギーはその後リーグ打ち切りの正式決定を先送りしている。

 だが今回UEFAは、「国内のトップリーグやカップ戦を終えるべきであることが強く推奨されていたが、何らかの特別なケースも起こり得ると考えられる。リーグやカップの打ち切りの場合に加盟協会を助けるため、クラブ大会への参加に関するガイドライン作成を進めている」と述べ、国内リーグやカップが打ち切られた国のチームをCLやELから締め出さない可能性を示唆した。

 欧州主要リーグでは、ベルギーに続いてオランダも今季リーグ打ち切りの可能性が高まりつつある。オランダ政府が9月1日までの大規模イベント中止を発表したことを受け、オランダサッカー協会は21日にエールディビジ打ち切りに向けた協議を行うことを表明している。

【了】

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