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サミル・ナスリが無断出国を否定「どこで誰が姿を消したのを見たって言うんだ?」

text by 編集部 photo by Getty Images

サミル・ナスリ
【写真:Getty Images】

 ベルギー1部のアンデルレヒトに所属する32歳の元フランス代表MFサミル・ナスリが自身のインスタグラムを通じてクラブに無断で出国したという噂を否定した。21日に仏メディア『フットメルカート』が報じている。

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 新型コロナウイルスの感染者が発生したベルギーでは、感染拡大を防ぐためにリーグ戦が中断された。そして、2日にジュピラー・プロ・リーグの2019/20シーズンが打ち切りとなったことでクラブ・ブルージュの優勝が決まっている。ベルギー国内においては現地時間19日までロックダウン(都市封鎖)が実施されていた。

 ナスリの無断出国を報じたのはベルギーメディアの『Derniere Huere』。19日に同メディアは、アンデルレヒトが選手に移動とトレーニングスケジュールの報告を義務付けていたものの、ナスリが規定を無視して報告せずにUAEのドバイに飛んだと伝えた。ナスリ以外の全ての選手は規定を守っており、秩序を乱す行為としてナスリが解雇される見通しになったと報じている。

 しかし、ナスリは自身のインスタグラムを通じ「これはナンセンスだ」とコメント。続けて「どこで誰が姿を消したのを見たって言うんだ? それは僕が見たり聞いたりして思ったこと。僕は毎日、クラブの最高医療責任者と話をしている。僕がしなければならないセッションを送ってくれるのは彼。そして、選手権監督のヴァンサン・コンパニとも話を交わしているよ。僕が解雇されるという憶測もやめてほしい。実際には何も起こらない。シーズンが再開するかどうかだけ教えて欲しい。そうでなければ来季に目を向けるだけさ」と語り、噂を否定した。

【了】

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