【写真:Getty Images】
アーセナルに所属する31歳の元ドイツ代表MFメスト・エジルが条件付きで大幅な減給を受け入れる覚悟を示した。21日に米メディア『ESPN』が報じている。
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新型コロナウイルスの影響で欧州各国のリーグは中断された。その経済的打撃を緩和するためにブンデスリーガやリーガエスパニョーラなどのクラブは選手の減給を実施している。そして、現地時間20日にはアーセナルも選手、監督、コーチングスタッフと12.5%の給与カットを実施することで合意に至ったと発表。しかし、エジルを含む3選手は減給を拒否したとの情報が流れた。それには明確な理由があったようだ。
同メディアによると、個人的な経済的理由ではなく、お金の使い道や将来の経済的影響についての説明がクラブから無く、弁護士や専門家も関与しない不十分なプロセスだったため断ったという。財政計画について明確な提示があれば、12.5%を超える大幅な減給も受け入れる覚悟のようだ。
エジルは週給35万ポンド(約4700万円)を稼いでおり、大幅な給与カットに繋がればアーセナルにとっても経済的打撃が緩和されることになる。なお、エジルは慈善家として知られており、世界中の子供たちを救うため慈善団体に年間200万ポンド(約2億6500万円)から300万ポンド(約4億円)の寄付を続けているとのこと。
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