オランダのエールディビジに関して、2019/20シーズンが打ち切りとなるかもしれない。21日にオランダサッカー協会（KNVB）が示唆した。

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　新型コロナウイルスの感染者が発生したオランダでは感染拡大を防ぐためにリーグ戦が中断された。再開の可能性を探っていたが、オランダ政府は9月1日まで大規模なイベントの開催中止を発表。それに伴い、オランダサッカー協会は「許可を必要とするイベントは9月1日まで禁止されたままであることが明確になった。つまり、観客がいなくてもサッカーを行うことは出来ない。2019/20シーズンをプレーし続けることは出来ないだろう。KNVBは欧州サッカー連盟（UEFA）と協議し、その後決定が行われる。金曜日にクラブ関係者が集まり、結果について話し合う」とし、打ち切りの可能性を示唆した。

　ただ、「KNVBが中断されたシーズンをまだ明確にキャンセルしていないのは、主に新型コロナウイルスによる危機でプロサッカー業界が財政難に陥ったため。クラブが破産するのを防ぎ、裁判所はサッカーが消えるのを防ぐ試みがなされている」とし、クラブの破産を避けるために出来るだけシーズン打ち切りを避けたいとの希望も打ち出している。

【了】