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世界のサッカー選手能力値ランキング76位~80位。アーセナルの新兵器やスペインの創造主を選出!(19/20シーズン確定版)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

80位:ラツィオの創造主

ルイス・アルベルト
ルイス・アルベルトの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:ルイス・アルベルト(スペイン代表/ラツィオ)
生年月日:1992年9月28日(27歳)
市場価格:5500万ユーロ(約66億円)
今季リーグ戦成績:25試合出場/4得点13アシスト ※4月22日時点


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 セリエA第26節を終了した時点で2位につけるなど、躍進を見せているラツィオ。そんな同チームにおいて10番を身に付けているのがこの男だ。スペイン代表の攻撃的MFは、柔らかいボールタッチと冷静沈着なパス捌きを武器にリズムを生み出し、ゴール前で決定的な仕事を果たすことができる存在。今季のラツィオは得点を量産しているチーロ・インモービレに注目が集まりがちだが、この男の活躍なしにエースの力は引き出せないと言えるだろう。リーグ戦ではここまで25試合の出場で4得点13アシストの結果を残しているなど、見事なパフォーマンスを発揮している。

 ルイス・アルベルト最大の特徴は針の穴を通すかのような繊細な「パス」にある。ゴール前でのアイデアは非常に多彩で、ロング、ショート問わず正確無比なボールを味方に供給する。ラツィオではセットプレーのキッカーも務めているなど、このあたりがストロングポイントとなっているのは明らかだ。また、ボールキープ力に長けるなど「テクニック」、敵陣を切り裂く「ドリブル」の質も高い。攻撃的MFとしての完成度はピカイチと言えるだろう。引き続き「背番号10」のパフォーマンスから目が離せない。

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