【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋は、昨夏の加入から短期間で大幅に評価と価値を高めたとして称賛されている。伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』が21日付で特集記事を掲載した。
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冨安はベルギー1部のシント=トロイデンからボローニャへ移籍。本来のセンターバックではなく主に右サイドバックとして起用されながらも不動のレギュラーに定着し、負傷で離脱した期間を除けばほぼ全試合に先発起用されてきた。
その飛躍について『コッリエレ』紙は「冨安効果」「ボローニャはより裕福になった」と表現。加入当時は国際的には無名に近かったが、結果的に“大当たり”の補強となったことを元日本代表監督であるアルベルト・ザッケローニ氏の言葉などとともに振り返っている。
シント=トロイデンに支払った移籍金は800万ユーロ(約9億3000万円)だったとされているが、加入から数ヶ月で「価値は大きく上昇」。獲得に関心を示す他クラブの中には「2500万ユーロ(約29億円)を出そうとするクラブもある」とされている。
プレミアリーグのクラブなどからも関心が向けられているが、ボローニャは冨安の残留を疑ってはいないという。巨額の移籍金を提示するクラブがあっても「絶対に手放せないと考えている」と伊紙は述べている。
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