【写真:Getty Images】
新型コロナウイルスの影響により中断されているリーグ戦の再開を目指しているイタリア・セリエAだが、20クラブ中8クラブは再開に反対する姿勢を示しているという。伊紙『トゥットスポルト』などが伝えた。
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ウイルス感染拡大により大きな被害を受けながらも、正常化に向けた動きを見せ始めているイタリア。現状でロックダウン(都市封鎖)解除が予定される5月4日から各チームが練習を再開し、その後6月頃からリーグ戦を再開する可能性も議論されている。
レーガ・セリエAでは20日に協議会を行い、「2019/20シーズンを最後まで開催することに全会一致で合意した」と表明。あくまで健康と安全を最優先し、政府の許可を得た上で、万全の安全方策を取りつつリーグを再開する方針を改めて示した。
だがイタリアサッカー協会(FIGC)が行った調査によれば、現時点で8クラブは感染の再拡大など「計り知れないリスクがある」としてリーグ戦再開に反対する意向を示しているという。『カルチョメルカート』などによれば、反対している8クラブはブレシア、トリノ、サンプドリア、ウディネーゼ、SPAL、ジェノア、カリアリ、フィオレンティーナだとされている。
セリエAは各チームが38試合のうち12試合または13試合を残した段階で中断。再開に反対しているとされるチームの中には現時点で降格圏のSPALとブレシアも含まれているが、ブレシアのマッシモ・チェッリーノ会長はこのまま降格が決定するとしても再開に反対する姿勢をメディアで表明し続けている。
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