トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンは、兵役義務を果たすため20日に韓国・済州島で海兵隊の訓練所に入所した。韓国『聯合ニュース』などが伝えている。

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　韓国では原則として全ての健康な男子に約2年間の兵役が義務付けられているが、ソン・フンミンは2018年のアジア大会優勝により他のメンバーとともに兵役免除を認められた。だが完全に免除されるのではなく、基礎軍事訓練には参加する必要がある。

　新型コロナウイルス感染拡大の影響によりプレミアリーグが中断され、当面は再開の見通しが立たない状況の中、韓国に帰国していたソン・フンミンはこの中断期間中に兵役義務を果たすことを決断。訓練への参加を今月発表していた。

　ソン・フンミンは5月8日まで済州島での基礎軍事訓練に参加する予定。リーグ中断以前には右腕骨折によりリハビリを行っていたが、すでに影響はないとみられている。

　軍事訓練への参加に大きな注目が集まる中、ソン・フンミンはウイルス拡散防止のためにも見学を控えるようファンやメディアに訴えていた。だが同選手が訓練所に入所する姿を見るため約80人のファン・地元住民と約20人の記者が集まっていたと報じられている。

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