【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのニューカッスルは、クラブ売却に向けた動きが英メディアで伝えられている。その新オーナー候補が保有しているという莫大な資産の規模にも注目が集まっている。
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現オーナーであるマイク・アシュリー氏は、3億ポンド(約403億円)でのクラブ売却に向けた交渉を行っているという。売却後のクラブ株式はアマンダ・スタベリー氏が10%、サイモン・ルーベン氏とデイビッド・ルーベン氏の兄弟が10%、そしてサウジアラビア公的投資基金(PIF)が残りの80%を保有することになると見込まれている。
PIFの代表を務めるのはサウジアラビア王室のムハンマド・ビン・サルマーン王太子。英紙『ミラー』が作成したランキングによれば、同氏の個人資産は70億ポンド(約9420億円)と推定され、現在のプレミアリーグクラブのオーナーたちの中に含めれば4番目に多い個人資産になるという。
だがPIF全体で保有する資産は同紙によれば2600億ポンド(約35兆円)。『デイリー・ミラー』紙によれば3200億ポンド(約43兆円)だとされている。
この金額は、現在のプレミアリーグクラブのオーナーで最高の資金力を持つマンチェスター・シティのシェイク・マンスール氏の個人資産の15倍前後にも達するという。ニューカッスルが圧倒的に「プレミアリーグ一番の金満クラブ」になるという見通しも伝えられている。
【了】