【写真:Getty Images】
マドリード市のホセ・ルイス・マルティネス=アルメイダ市長は、先月開催されたチャンピオンズリーグ(CL)の試合で多くのアトレティコ・マドリードサポーターが渡英したのは誤りだったと語った。スペイン『オンダ・セロ』が18日付でインタビューを伝えている。
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CL決勝トーナメント1回戦2ndレグのリバプール対アトレティコは3月11日に開催。リバプールの本拠地アンフィールドには5万2000人以上の満員の観客が入場し、アトレティコからも約3000人のサポーターが敵地まで観戦に訪れていた。
新型コロナウイルスの感染拡大により欧州各国で試合の無観客開催や延期などが増えつつある時期だったが、比較的ウイルスの到来が遅かった英国ではまだ観客を入れての試合が行われていた。だがこの試合が英国での感染拡大を加速させる結果になったとの指摘もある。
「あの時期にアトレティコのファン3000人がアンフィールドを訪れることができたのはナンセンスだ。誤りだった」と市長はコメント。通常通りの試合開催は賢明ではなかったという見解を示した。
「今だから言えることではあるが、当時でももっと慎重になるべきだったと思う。試合前日の時点でマドリード議会では大勢の人々の集まりを抑制するなどの重要な方策を可決していた」とマルティネス=アルメイダ市長は振り返っている。
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