【写真:Getty Images】
イタリアの主要な感染症専門家であるイタリア国立衛生研究所(ISS)の感染症局長ジョバンニ・レッツァ氏が、厳格な措置を講じた場合に限り、セリエAは1ヶ月以内に再開できるとの見解を示した。15日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
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新型コロナウイルスの感染者がイタリアで急増し、感染拡大を防ぐためにセリエAは無期限延期となった。イタリア政府は外出禁止令やロックダウン(都市封鎖)を実施。現在は新規感染者数が減少傾向にあり、現地時間15日の時点でイタリア国内の感染者数は16万5155人、死亡者数2万1645人、感染後に回復したのは3万8092人となっている。
同メディアによると、各クラブは5月4日からのトレーニング再開を目指しているという。そして、5月末か6月にはリーグも再開する見通しのようだ。レッツァ氏は「今日までの状況を考えれば、セリエAのシーズンは再開出来なかった。しかし、無観客および厳格な措置を講じるなら1ヶ月以内に再開できるだろう。再開するたびにある程度のリスクは伴う。私たちがしなければならないことは、非常に厳格なガイドラインを設定することによって、そのリスクを可能な限り低くすることだ。イタリアサッカー連盟(FIGC)は、選手、スタッフ、そして全ての人のリスクを最小限に抑えるために、これらの対策を検討している」と語り、厳格な措置を講じた場合に限り、セリエAは1ヶ月以内に再開できるとの見解を示した。
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