【写真:Getty Images】
今年2月、シーズン途中ながらも35歳での現役引退を発表した元ポルトガル代表FWのウーゴ・アルメイダ。左足の強烈なシュートを武器のひとつとしていたストライカーは、若手時代にチャンピオンズリーグ(CL)で目の覚めるようなスーパーゴールを突き刺したこともあった。
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アルメイダは強豪ポルトの下部組織で育ったあと、ポルトガル他クラブへのレンタルを経て、2005/06シーズンにはポルトで本格的に出場機会を得始めた。CLにも出場を果たし、グループリーグ第4節でインテルとのアウェイゲームに臨んだ。
前半16分、敵陣内ではあるがゴールから遠目の位置でフリーキックを獲得したポルトは、アルメイダが直接狙う。推定約35メートルの距離から放たれたボールは、ほぼ一直線の軌道を描いてゴール左上隅に突き刺さった。名手ジュリオ・セーザルの反応も間に合わない強烈な一撃だった。
その後はドイツのブレーメンやトルコのベシクタシュなどでも活躍し、ポルトガル代表として2度のワールドカップ出場も果たしたアルメイダ。今年2月の引退後は、それまで所属していたポルトガルのアカデミカ・コインブラのU-23チーム監督として指導者の道を歩み始めている。