【写真:Getty Images】
スペイン1部のバルセロナは14日、先日辞任を表明した元クラブ副会長のエミリ・ルソー氏に対して法的措置を取る意向を表明した。
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バルセロナでは今月10日にルソー氏ら4人の副会長を含むクラブ幹部6人が一斉に辞任を表明。名門クラブの“内紛”が大きな騒動を引き起こしている。
辞任に際して共同声明を出した6人は、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長の経営方針への反発や、クラブがSNSを通してFWリオネル・メッシらの評判を下げるなどの工作を行ったとされる“バルサゲート”への不満を表明。クラブ内に汚職を行っている者がいるとも主張していた。
これに対しクラブは、14日付で公式ウェブサイトに声明を掲載。辞任した前任者たちに代わる新たな副会長任命などの新体制や、新型コロナウイルス関連の各種方策などを発表するとともに、ルソー氏に対して法的措置を取る姿勢も示した。
辞任に際してのルソー氏の一連の主張は「深刻であり事実無根の非難」だとクラブは述べ、「汚職だとされる疑わしい行いは明確に否定する」と強調。「クラブのイメージを深刻に損なう中傷は容認できない」として、刑事訴訟を行う意向を明らかにしている。
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