バイエルン・ミュンヘンのフランス代表DFリュカ・エルナンデスは、新型コロナウイルスの影響により中断されている今季チャンピオンズリーグ（CL）の全日程を消化するのは非常に困難だという見通しを示した。仏紙『レキップ』がインタビューを伝えている。

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　ウイルス感染拡大の影響により、欧州ではごく一部を除いて各国国内リーグや国際大会が全試合延期。CLも決勝トーナメント1回戦を途中まで終えた段階で中断を余儀なくされている。

　依然としてウイルスの状況は厳しいが、感染拡大のピークは過ぎたのではないかという期待の中、各国リーグの再開に向けた見通しも示され始めている。だがCLの再開は国内リーグ以上に困難になるとエルナンデスは予想している。

「全てを詰め込むのは難しいだろう。CLはコロナウイルスの被害を受けたあらゆる国に関連している。全員がロックダウンを抜け出し、同一の条件でイタリアやスペインやイングランドやドイツへと移動するだけでも難しい」とエルナンデスは語る。

「現実的にならなければいけない。時間内にCLを終えるのは不可能だと思う。国内リーグを終えたいと思うのならなおさらだ」と同選手はコメント。欧州サッカー連盟（UEFA）が想定する7月や8月頃までに大会を終えるのは容易ではないという考えを述べた。

【了】