イングランドのリーグ監督協会（LMA）は、新型コロナウイルスの影響で全試合延期となっているプレミアリーグを再開する前に全選手にウイルス検査を実施すべきだと訴えた。英『BBC』がリチャード・ビーヴァンCEOのコメントを伝えている。

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　プレミアリーグは3月半ば以降全ての試合が延期。延期期間は無期限の延長が決定されており、現時点で再開に向けた明確な見通しは立てられない状況が続いている。

「ドイツでは5月からの再開が議論されているが、政府が非常に明確な考えを持っている結果だろう。ドイツでは1日5万件の検査が行われている」とビーヴァンCEOはコメント。英国では政府が1日10万件検査という目標を掲げているが、現状は1日1万件の検査にとどまっており、十分な数ではないと主張した。

「我々監督たちとしては、全ての選手に検査が行われるまでピッチに戻りたいとは思わない」とリーグ再開前の全選手検査を訴え。だが、「まずはNHS（国民保険サービス）職員と患者、家族が検査を受けられるようにするべきだ。スポーツはそれからだ」と医療関係者を優先すべきであることも強調している。

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