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セスク・ファブレガス、故郷の老人ホームを救う。15人のホテル隔離費用を負担

text by 編集部 photo by Getty Images

セスク・ファブレガス
【写真:Getty Images】

 モナコに所属する元スペイン代表MFセスク・ファブレガスは、新型コロナウイルスにより壊滅の危機に瀕していた故郷の老人ホームを救ったようだ。スペイン紙『ラ・バングアルディア』が伝えた。

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 スペインでは新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、感染者数はアメリカに次いで世界で2番目に多い国となった。国内の老人ホームの多くも危機的な状況だと報じられている。

 セスクの故郷に程近く、同選手の曾祖母も入所しているというバルセロナ近郊のホームでも感染者が出たとして、所長がメディアやSNSで窮状を訴えていた。そこにセスクが救いの手を差し伸べたようだ。

 ウイルスに感染していない入所者も、一定期間の隔離生活を送る必要がある。セスクは検査で陰性反応が検出された15人の入所者がホテルに滞在する費用の全額を負担することを申し出たという。ホテルでは専門のスタッフが15人のケアに当たるとのことだ。

 セスクは費用の援助について公表してはいないが、現地紙により伝えられた同選手の行為に対してスペインなどの複数メディアが賛辞を送っている。

【了】

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